
既製品の補聴器とオーダーメイド補聴器の違い
オーダーメイドの勧め
オーダーメイドのメリット・デメリット
まとめ

補聴器を購入したけど耳穴が小さくて付属の耳栓が入らないとかポロポロ抜けてしまうとよく相談を受けます。
耳穴が小さくても大きくてもピッタリ合わせる方法があります。それは耳の型を採ってオーダーメイドの耳栓(イヤモールド)を作る方法です。このオーダーメイドの耳栓についてご説明しますね。
耳掛形補聴器やポケット型補聴器には大小いくつかの耳栓(ゴム栓)が付属していたりするのですが、これが以外に耳のかたちにピッタリと合わない(納まりが悪い)ことが多いんですよね。
サイズが合わず大きいと奥まで入らずにすぐ抜けてしまったり、そもそも耳に入らなかったりと。耳の穴も丸型や縦長楕円型の形状や穴の大きさなど人それぞれ違いますし、左右でも違うこともありますから、既製の耳栓ではうまく合わない耳の人も多いです。
補聴器の耳栓が合わないと次のような不具合がおこり非常に使いづらくなってしまいますね。
オーダーメイドの耳栓とは補聴器使用者本人の耳の型を採って作っていくイヤモールドと呼ばれるオリジナルの耳栓のことです。耳掛形の補聴器やポケット型補聴器・RIC型補聴器に取り付けることが可能です。
イヤモールドにすることによって既製の耳栓では合わなかった方も耳穴にぴったり納まるようになりますよ。
オーダーメイドの耳栓は補聴器販売店で作製・注文することができますが、耳型採取には技術と経験が必要です。
耳のかたちは千差万別で、一人ひとり耳穴の大きさ太さ・角度・曲がり具合・皮膚の柔らかさなどが違いますからお耳の状況によって材料の配合割合を変えたり流し込む時の力加減やスピードを変えたりしなければいけません。
耳型採取は補聴器の知識と技術を持つ認定補聴器技能者のいる補聴器専門店で採取してもらうといいでしょう。
関東補聴器には自社ラボがあり専門の技工士がおりますので、オーダーメイドの耳栓も自社製造しています。
オーダーメイド耳栓の耳型採取についてはこちら
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耳穴が小さくて付属の耳栓が入らない、外れやすいなどありましたら是非オーダーメイドの耳栓をお試しください。
ピタッと耳にフィットし、お持ちの補聴器がグッと使いやすくなりますよ。