
補聴器の選び方
補聴器はどこで購入すればいいの?
購入の流れ

まとめ
最近はゲリラ豪雨なども多くなり、急な雨に遭遇してしまうこともあると思います。補聴器に湿気や雨などの水は良くないと解っていても防げない場合がありますよね。そんな方におすすめなのが汗や水に強い補聴器、防水タイプの補聴器になります。
防水タイプの補聴器は水に強い防水機能を備えていますから水分による故障のリスクが減り安心してお使いすることが出来ますよ。
防水型補聴器とはJIS・IEC保護等級(JIS C 0920:2003、IEC 60529:2001が定める防水・防塵についての保護等級)を取得している補聴器のことを指します。
IP○○と保護等級が記載されていて、この○○の数字によって防水性能が変わってきます。現在発売されている補聴器の中ではIP68防水防塵保護等級を取得している補聴器が最高ランクになりますね。
普通に補聴器を使っていてそんなに汗や水などで故障することなんてあるのって思う方もいると思いますが、ついうっかりなど意外とあるんですよね。
実際に関東補聴器土浦店であった汗や水による故障トラブルのケース例をいくつかご紹介します。
・野外作業やスポーツなどで大量の汗を掻いた。
・雨の日に傘をささずに使用してしまった。
・うっかり補聴器をつけたままお風呂に入ったりシャワーを浴びてしまった。
・補聴器をつけたまま温泉に入ってしまった。
・補聴器を外して洋服のポケットに入れたまま洗濯してしまった。
・テーブルの上に補聴器を置いておいてお茶をこぼしてしまった。
・床屋さんで散髪するときに補聴器を外し忘れた。
・厨房などの湿気の多い場所で仕事をしている。
・補聴器をケースに入れずに置いておいたら飼い犬に舐められた。
けっこうありますでしょ。レアなケースでは、入れ歯と一緒に洗浄してしまったなんてのもありました。
「うっかりお風呂」なんてのもご自宅では外していたが、デイサービスなどの施設へ行って外し忘れたなんてことも多いですよ。
防水タイプの補聴器はたくさんありますが、おすすめの防水補聴器はシーメンス・シグニアのセリオンになります。
セリオンは電池の要らない充電式補聴器として発売以来大変好評な補聴器なんですが、実は防水補聴器としての実力も優秀でIP68の防水防塵保護等級を取得しています。
なぜセリオンが「おすすめ」かと言いますと、セリオンは従来の電池式の補聴器とは違い充電式の補聴器となりますので、リチウムイオン充電池が補聴器本体に内臓されているので電池ケースの開閉部分がないんです。これにより電池ケース部分にあるわずかな隙間も無くなるので、同じIP68の補聴器でも電池式より汗や水分が浸入しにくくなります。
もうひとつは、電池式の補聴器は空気電池を使いますので補聴器に空気を取り込む穴が必要になります。この穴にごみや水分が付着したりすると充分に空気が取り込まれなくなり安定した動作が出来なくなる可能性があります。
同じくフォナック社のオーデオB-RやボレロB-PRもIP68の充電式の補聴器で電池ケースが無いタイプですので、同様におすすめの補聴器になりますね。
セリオンについて詳しくはこちら
防水補聴器に限らず補聴器は使用後のケアもとても大切です。使いっぱなしで置いておくのではなく、しっかり水分をふき取ったりと使用後のケアをしましょう。
セリオンは充電器に置いておく間に乾燥も行いますが、よりしっかり乾燥するために電気式の乾燥機「パーフェクトドライラックス」も使用することをおすすめします。
パーフェクトドライラックスは補聴器の乾燥だけでなく、紫外線UVランプによる除菌も行いますので、毎日身に着ける補聴器のケアと衛生管理には最適ですよ。
今回は水に強い補聴器としてシーメンス・シグニアのセリオンを紹介しましたが、この補聴器以外にも水に強い防水補聴器はありますので、お気軽に関東補聴器土浦店にご来店してみてください。
フォナックジャパンから7月12日発売予定の新製品ボレロBとバートB-チタンの新製品発表セミナーに参加してきました。
今回は耳掛形の充電式補聴器とチタン合金製の極小耳穴式補聴器の2種類の新製品紹介と充電池についてのセミナーとなっていました。
個人的にもチタン製の補聴器はかなり興味深かったのでセミナーで説明を聞きとても勉強になりました。
フォナックの最新ビロングシリーズの耳掛形補聴器になります。今まではビロングシリーズはRICタイプしかありませんでしたので、耳掛形が新しくラインナップに追加された感じですね。
ボレロBは通常の電池式と充電式が発売されますが、先行して発売されたRICタイプのオーデオシリーズは6割以上が充電式が売れいるそうなので、今後は充電タイプの補聴器が主流になって行くかもしれませんね。
補聴器を着けていない方の意見として補聴器を使用しない理由に『わずらわしい』と言うのが一番の理由だそうです。
充電式タイプのボレロB-PRは周囲の音環境に最適なプログラムを自動的に選択(オートセンスOS)してくれて電池の交換も不要なので、『わずらわしい・面倒』がない補聴器の一つになりますね。
充電タイプも従来からある耳掛形の補聴器のかたちになりますので、RICタイプはちょっと・・・と言う方にもおススメですよ。
ボレロB-PRはグレードにより3タイプ、ボレロBは4タイプあります。
ボレロB-PR | ボレロB | ||||
---|---|---|---|---|---|
グレード | チャンネル数 | 片耳価格 | 充電ケース | 合 計 | 片耳価格 |
B90(プレミアム) | 20 | ¥568,000 | ¥12,000 | ¥580,000 | ¥500,000 |
B70(アドバンス) | 16 | ¥418,000 | ¥12,000 | ¥430,000 | ¥350,000 |
B50(スタンダード) | 12 | ¥308,000 | ¥12,000 | ¥320,000 | ¥250,000 |
B30(エッセンシャル) | 8 | ¥180,000 |
チャージャーケース(充電器)もオーデオB-Rとは微妙に違います。
バートB-チタンはビロングシリーズ初のオーダーメイド補聴器ですね。
極小サイズの耳穴型補聴器のIIC/CICタイプなんですが、チタンシェルを採用したことで薄くて強いシェルとマイク一体型モジュールによってこれまで以上に小さくて丈夫な補聴器になっています。また、耳穴型補聴器でIP68防塵防水性能も備えているところもお勧めポイントですね。
セミナー会場で実際にどれくらい丈夫かという事で重さ400グラムのおもりを補聴器の上に落とす実験をしてきましたが、従来のアクリルシェルは粉々に割れてしまいましたが、チタンシェルはまったく無傷で頑丈でしたよ。
バートB-チタンはグレードにより2タイプあります。
グレード | チャンネル数 | 片耳価格 |
---|---|---|
B90(プレミアム) | 20 | ¥550,000 |
B70(アドバンス) | 16 | ¥390,000 |
レシーバーによって大きさやベント径も変わります。(真ん中がSPレシーバ)
バートB-チタン(デモ)かなり小さいです。
最新のビロングシリーズの補聴器とクエストシリーズの補聴器の聞こえ方を疑似体験できるコーナーがあり体験してきました。
セミナー会場の騒がしい中で前方からの声と後方に音楽を流して聞き比べをしましたが、指向性や雑音抑制がしっかり効いていて前方の声と音楽の聞き取りやすさが向上していました。特に音楽はクエストに比べクリアに聞こえましたよ。
あと、うるさい中でも前方の小さい声もかなり良く拾っていてびっくりしました。
新発売された2機種とも『面倒のない補聴器が欲しかった』『目立たない小さい補聴器がいい』などお客様のニーズにこたえられる補聴器になると思いますので、ご興味ありましたら関東補聴器にお気軽にお越しください。
カタログや資料も無料で送付いたしますのでご希望の方はぜひお問い合わせくださいね。
年齢と共に少しづつ聴力が低下してくることを加齢性難聴や老人性難聴といいます。
年をとってくれば誰にでも起こりえることですが、難聴が『認知症の危険因子のひとつ』としてもあげられていますので、高齢者の難聴と認知症の関係についてお話します。
さまざまな難聴の種類の中のひとつに加齢性難聴(老人性難聴)という難聴があります。
老化現象の一つではありますが、聴力は一般的に10~20代をピークに少しづつ衰え始めます。高い高周波の音から少しづつ衰え始めますので気がつきにくく、自分で聴力の低下を自覚し始めるのは50代とか60代になってからの場合が多いようですね。
日本の認知症患者は約462万人(2012年厚生労働省調べ)いるといわれ、高齢者の4人に1人は認知症、またはその予備軍といわれています。
厚生労働省が発表した新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)では加齢、遺伝性のもの、高血圧、糖尿病、喫煙、頭部外傷、難聴等が認知症の危険因子として挙げられていて、その中に『難聴』も危険因子のひとつとして入っているんですね。
また、認知症の発症予防については、運動、口腔に係る機能の向上、栄養改善、社会交流、趣味活動など日常生活における取り組みが認知機能低下の予防に繋がる可能性が高いと言われてます。
補聴器を使い聴力を補うことで社会交流や趣味活動などに役立つと思われ、認知症の発症予防につながる可能性がありますね。
加齢性難聴になると日常の生活でさまざまな不自由が出てきたりします。
補聴器を着けてきこえが改善されることで気持ちが前向きになったり、ご家族や友人など周りの人との会話を楽しんだり、外出を楽しんだりと充実した生活が送れるようになると思います。
ただし、ただ補聴器を着ければ良いということではなくて、補聴器を着けて積極的に周りとコミュニケーションをとったり会話を楽しんだりする気持ちが大切です。
補聴器は周りとのコミュニケーションをとるツールのひとつとしてお役に立てるものだと思いますので、きこえについて・補聴器について気になることがありましたらお気軽に関東補聴器 土浦店にご相談ください。
補聴器の補助金や安く買う方法はないのかと稲敷市にお住まいの方に聞かれました。無条件に誰でもと言うわけではありませんが、補聴器購入時に使える公的な補助制度や自治体や行政独自の助成制度や割引制度がありますので、少しでも安く補聴器を購入する方法としてご説明します。
制度により対象となる人の条件がありますが、補聴器を購入する時に使える公的な補助制度や助成制度を挙げてみます。
・障害者総合支援法による補聴器の交付制度
・市町村などの自治体による助成制度
・県や市による行政サービス
障害者総合支援法の制度による補聴器の交付を受ける方法です。
これは聴覚障害で身体障害者手帳を持っている方が対象となりますので、難聴の程度が身体障害者の基準に適合する場合は障害者手帳の交付の手続きをし、その後に補聴器の交付手続きを受けます。
障害者総合支援法による補聴器交付の手続きの方法についてはこちら
手続きは各自治体によって異なる場合がありますよ。
障害者総合支援法と違って市町村など自治体独自の助成制度というものもあります。
稲敷市の場合は「軽度・中度難聴児補聴器購入支援事業」というものがあります。
これは、障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴の児童に対して、補聴器の購入費の一部を補助してくれるものです。
ただし条件がありますので次の(1)~(5)全ての条件に該当する児童が補助の対象になります。
詳しい内容・申請につきましては、社会福祉課 障害福祉係までお問い合わせしてください。
補助金や助成金とはちょっと違ってしまいますが、補助・助成制度ではなくて県や市町村単位で行っている行政サービスを利用する方法もあります。
茨城県では高齢者福祉施策の一つに「いばらき高齢者優待制度」というものがあります。
これは高齢者を対象に優待カード(いばらきシニアカード)を配布し、高齢者を地域・企業・行政が一体となって支え合う社会構築を目指すものです。
この「いばらきシニアカード」を持っていると協賛店でさまざまな特典が受けられますので、協賛している補聴器専門店で購入すると割引サービスなどがありますよ。
関東補聴器は水戸店・土浦店・古河店と茨城県内3店舗がシニアカード協賛店になっています。
補聴器の購入に役立つ補助金制度や助成金制度について説明しましたが、お住まいの自治体によっても違いがありますので問い合わせいただければご説明させていただきますので気軽に関東補聴器土浦店に問い合わせください。
高齢になってくると年齢と共に少しずづ聞こえにくさが出てくることがありますよね。日常の生活で不自由が出てきた場合に補聴器の装用を考え始めたりすると思いますが、『補聴器を購入してからこんなはずじゃなかった』とならない為に高齢の難聴者が補聴器を選ぶときに注意しなければいけないこと、知っておきたいことをご説明します。
健康な人でも年齢とともに少しづつ聞こえが下がってきます。これは特別なことではなくてごく自然な現象になります。一般的にはこれを加齢性難聴とか老人性難聴と呼びます。個人により差はありますが、だいたい30代頃から高い周波数の音から少しづつ聴力の低下が始まっていき60代・70代ごろから自覚がでてきますが、意外とご自分で気が付くよりご家族など周りの方が気がつくことが多いですね。
老人性難聴とは難聴の種類でいうと、感音難聴という難聴の種類になります。感音難聴とは耳の中の内耳や聴神経などの感音系の器官の障害で起こる難聴になるのですが、音が聞こえにくいだけではなくて音の強弱に対する感覚障害や言葉の聞き間違いなどが起こります。医学的に治癒は難しいと言われている難聴です。
よく高齢のお客様には『言葉は聞こえるんだけど何を言っているかわからない』などと言われることが多いですね。
補聴器の購入を考える場合にご自分の耳の聴力を知っておかなければいけません。
お耳の測定には周波数毎にどれくらい小さい音が聞こえるかを調べる『純音聴力検査』・言葉の聞き取り能力がどれくらいあるかを調べる『語音弁別検査』というものがあります。
両方の検査をしてご自身のお耳の聞こえのレベルがどれくらいか、言葉の聞き取り能力はどの程度なのか聞こえの状態をしっかり理解しておかないといけません。耳鼻科などで耳の検査をしてもらう時は『語音弁別検査』や『明瞭度検査』なども調べてもらうといいですよ。
補聴器も万能ではありません。あえて厳しいことを言いますと、補聴器を着けても耳が治るわけではなく、若いころの様な聞こえに戻ると言うわけでもありません。あくまで聞こえを補うもの、補助の役目になりますので補聴器で改善できることと難しいことがあります。
補聴器を着けて改善出来ること
声や音を増幅しますので、大きく聞きやすくなる
周りの方が大きい声を出さなくても聞き取りやすくなる。
車の接近や人の気配など周りの音が入りやすくなる
補聴器でも難しいこと
早口でしゃべられるとわからない(話すスピードは変わらない)
言葉の聞き取り能力が低下していると大きく聞こえても会話がはっきりしない場合もある
大勢の中で他の人の声は聞こえないようにして聞きたい人の声だけ聞く
補聴器は購入して一日二日で慣れるわけではありません。今まで聞こえなかった音や声が入ってきますから、時間をかけて少しずつ耳に順応させていくことが必要になりますので、補聴器をつける上では前向きな気持ちがとても重要です。
老人性難聴は放っておいて良くなるものでもありませんし、どちらかと言うと聴力は年々下がっていったりしますので、聞こえづらさを感じたら早めの補聴器装用をお勧めします。
聞こえづらいのを我慢しているより、補聴器を着けることで少しでも聞きやすくなるのであれば一日でも早い方が良いですよね。
認知厚生労働省が発表した症施策推進総合戦略プラン(新オレンジプラン)でも難聴は認知症の危険因子のひとつに挙げられていますので、聴力を補うことが認知症の発症予防につながる可能性もありますよ。
補聴器を着けて会話がスムーズに聞き取れるようになるには、ご家族や周りの方も話し方や伝え方など理解と協力が必要となってきます。
高齢の方が補聴器を選ぶときに注意しなければいけないのは、ご自分の耳に合わせた補聴器(音やかたち)と言うのはもちろんですが、耳への装着がし易いか・ボリュームの操作や電池の交換が出来るかなども購入時に注意したほうが良いですね。せっかく購入しても装着や操作が難しくて使えないとか自分で電池の交換が出来なくて使えないなんて事になったら困りますよね。
細かい操作は苦手・面倒な方や、指先が痺れていて電池の交換が難しい方などは、環境に合わせて自動で音質の調整を行う補聴器や電池の交換をしなくてもいい充電式の補聴器などは良いかもしれませんね。
補聴器は購入時だけお店に行けばいいというわけにはいきません。
購入後もメンテナンスや音質の調整なども必要になりますので、自宅から近い補聴器専門店、もしくは近くに専門店がない場合は近くまで定期的に巡回相談に来てくれる専門店や自宅訪問をしてくれる専門店がおすすめです。最初はお店まで通えても、車を乗らなくなってお店までいけなくなる事もありますからね。
厳しい事も書きましたが、老人性難聴で補聴器を有効に使って会話を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいますので、聞こえにくいなと感じましたらご家族と一緒に関東補聴器土浦店にご来店ください。
認定補聴器技能者と補聴器アドバイザーがお客様の聞こえに合った補聴器選びのお手伝いをさせていただきます。
また、ご来店が難しい方は自宅訪問サービスも行っていますのでお気軽にご相談下さい。
シーメンス・シグニア補聴器から5月26日にテレビ通信タイプの補聴器Pure13BTが発売されました。
シーメンス・シグニア補聴器には今までにもリモコンを介してのテレビ通信タイプはありましたが、今回新発売となったPure13BTはリモコンなどの中継器が要らないタイプになります。
『テレビが聞きづらかった』・『家族と同じボリュームでテレビを観たい』という方におすすめの最新補聴器ピュア13BTをご紹介します。
ピュア13BTの売りのひとつがテレビと繋がるところです。
上でも書きましたが、今までにもテレビと繋がる補聴器はありましたが、テレビと補聴器の間にリモコンなどの中継器を経由しないといけませんでした。今回発売されたピュア13BTはテレビにブルートゥース送信機(ストリームラインTV)を取り付ければ直接補聴器にテレビの音がワイヤレスで届きます。
いままでの接続イメージ
ピュア13BTの接続イメージ
ピュア13BTはiPhoneとも直接繋がります。またiPhone以外のApple社のスマートフォンとダイレクト通信が可能です。
補聴器を両耳に着けると左右両方の耳へ電話の声が入るので、聞きやすくなりますよ。
その他のピュア13BTの特徴をご紹介しますね。
レシーバ分離型の小型耳掛形補聴器ですので、小さくて目立ちません。
聴力が低下した場合でもレシーバの交換で幅広い聴力に対応できますので安心ですね。
一般にテレビなどとダイレクト通信を行うと補聴器の電池の消耗が激しくなります。ピュア13BTは他のメーカーのテレビダイレクト通信タイプの補聴器に比べ電池寿命が長くなります。
ピュア13BT専用のアプリの『マイコントロールアプリ』をiPhoneにインストールしていただければ、補聴器の音量調整や補聴器とアプリが連携して毎日の使用状況も見ることができます。
RICタイプは耳の後ろに掛かりますので、汗や急な雨などの影響を受けやすくなります。ピュア13BTは汗・水・湿気に加え、砂やホコリにも強いIP67防塵・防水対応なので安心ですよ。
ピュア13BTは性能によりグレードによりプレミアムクラスの7・アドバンスクラスの5・スタンダードクラスの3と3つのグレードがあります。
グレード | 片耳価格 |
---|---|
プレミアム7 | ¥500,000 |
アドバンス5 | ¥350,000 |
スタンダード3 | ¥260,000 |
ストリームラインTV (テレビ送信機) |
¥30,240(税込み) |
ピュア13BTのプレミアムとアドバンスには通常の2年間の製品保証のほかに、1年紛失保証がついています。
補聴器を紛失した場合、購入後1年以内であれば1回に限りますが無料で保証されますので、補聴器を紛失しないか不安の方にも安心ですよ。(本体のみになります)
※ただし、保証を受けるには警察などの公的機関へ届け出たことを証明する信憑書類が必要になります。
ご家族にテレビの音が大きいと言われる、今の補聴器だとテレビが聞きづらいなどありましたら、ぜひ新発売のピュア13BTをお試しください。
29年1月の発売以来好評なシーメンス・シグニア補聴器のセリオン。
小さくて目立たない・汗や水に強い防水機能(IP68)・電池のいらない充電式とお客様の要望しているものを全部詰め込んだような補聴器ですよね。土浦店でも大変評判の高いこのシーメンス・シグニア補聴器のセリオン(Cellion)のおすすめポイントをご紹介します。
セリオンはRICタイプ(レシーバ分離型)の耳掛形補聴器になります。
音を出すレシーバが補聴器本体から分離していますので、その分かたちも小さくなり耳たぶの後ろに隠れてしまいますので、耳掛タイプの補聴器でも小さくて目立たない補聴器になっています。
レシーバも交換が可能なので、補聴器を購入後に聴力の変動があってパワーが必要になってもレシーバをパワーの強いタイプに交換することで対応することができるので長くお使いいただくことができますよ。
耳掛形の補聴器は汗や水分、湿気などの影響で故障をすることがありますよね。特に梅雨時期や夏場は故障が多くなったりします。
また、うっかり補聴器を着けたままお風呂に入って焦った・・・なんて方もいると思います。
セリオンの防水性能は国際保護等級のIP68防塵・防水機能を取得しています。
通常の耳掛形補聴器でもIP68を取得している補聴器はありますが、セリオンの優れているところは電池を入れる電池ケースがありませんので電池ケースの開閉も必要無くなりますし、電池ケースの隙間などから汗や湿気が浸入するおそれもありません。
年配の方などは自分で小さい電池の交換が難しい・大変だという方もおりますよね。
セリオンは充電式のリチウムイオン充電池(安心の日本製の電池)を内臓しているのでご自分で小さい電池の交換をする必要はありません。
充電方法も非常に簡単で、充電器の上に置くだけで自動的に補聴器を認識し充電が始まります。充電中もLEDランプで充電状態を教えてくれますよ。
充電時間も4時間充電すれば27時間の使用が可能ですので、一日の使用後に充電器に置いてもらえればOKです。お急ぎの場合などは30分充電していただければ7時間使用できるスピード充電も可能です。
充電タイプの補聴器は他メーカーにもありますが、シーメンスシグニア補聴器のセリオンは非接触型のワイヤレス充電方式になりますので、充電するときに端子同士を接触させる必要がないので年配の方にも使いやすいと思います。
セリオンには通常の2年間の製品保証のほかに、1年紛失保証がついているんです。(7・5クラスのみ)
補聴器を紛失した場合、購入後1年以内であれば1回に限り無料で保証されますので、補聴器を紛失しないか不安の方にも安心ですよ。
※ただし、保証を受けるには警察などの公的機関へ届け出たことを証明する信憑書類が必要になります。
充電式補聴器のセリオンは基本的な性能はプライマックスシリーズと同じになりますので、プライマックスの電池のいらないバージョンになりますね。
セリオンは性能によりプレミアムシリーズの7クラスとアドバンスシリーズの5クラスがあります。
2017年8月にスタンダードシリーズの3クラスとベーシックシリーズの2クラスが追加になりました。
グレード | 片耳価格 |
---|---|
7クラス | ¥510,000 |
5クラス | ¥360,000 |
3クラス | ¥270,000 |
2クラス | ¥200,000 |
充電器 | ¥43,200(税込み) |
3拍子と良いながら3つ以上書いてしまいましたが、セリオンは基本性能も高くおすすめポイントがたくさんある補聴器です。関東補聴器では全店でセリオンを取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
補聴器を買う時にどこで購入すればいいのか・どんなお店がいいのかわからなかったり迷っていたりする方も多いと思います。良い補聴器選びは良い販売店選びからとも言いますので、補聴器を買うときに迷っている方にアドバイスしたいと思います。
補聴器は簡単に言うと、耳の疾患や加齢により聞き取りづらくなった聞こえのサポートをする音の増幅器ですが、医薬品医療機器等法(旧薬事法)によるクラスⅡの管理医療機器になります。
補聴器は一人ひとりのきこえや耳の状態、使用環境等を基に細かく音を調整(フィッティング)する必要があります。また、オーダーメイドの補聴器やオーダー耳栓(イヤモールド)などは耳型採取も必要になりますね。
形も耳穴型・耳掛形・ポケット型・メガネ骨導型など色々なタイプがあって、その中でも性能や搭載機能により種類がたくさんあります。
補聴器ってどこで売ってるのかわからないなんて方もいますよね。補聴器を販売しているお店は、補聴器専門店・メガネ屋さんや電気屋さん・耳鼻科での外来販売・通信販売やネット販売など色々な販売経路があります。
日本国内で販売店は7,600店以上あるといわれていますが、公益財団法人のテクノエイド協会が認定する補聴器の認定技能者が在籍しているのは約2,000店弱くらいとなります。
販売店を選ぶときに何を重視するかは人によって違いますよね。価格の安いお店・技術のしっかりしているお店・購入後のアフターメンテナンスのしっかりしているお店・自宅から距離が近いお店などいろいろあると思います。
たくさんある販売店の中から補聴器販売店を選ぶときにどんなところを見たほうがいいのかいくつか挙げてみますね。
補聴器の販売には補聴器や聴覚の知識はもちろんですが、聞こえの測定・器種選定・音の調整・耳型採取など技術や経験が必要になるものがたくさんあります。認定補聴器技能者のいる販売店はそういった人材教育にしっかりと時間とお金をかけていると言えますね。
また、障害者総合支援法に基づく補装具の販売並びに修理を行う事業者の基準として、全国補聴器専門店認定協会認定補聴器専門店認定店もしくはテクノエイド協会認定補聴器技能者を配置していることが望ましいとなっています。
聞こえを測定するのに必要な防音室・オージオメーター、フィッティングに必要なパソコンなどの機材、補聴器の効果測定に必要なスピーカー、メンテナンスに必要な真空乾燥機や超音波洗浄器など補聴器販売店としての設備が整っているかも重要ですね。
補聴器はメーカーによって音質が違ったりと特徴があるんですよ。超小型の補聴器があるメーカー・ワイヤレス補聴器に強いメーカー・オーダーメイド補聴器のラインナップが充実しているメーカーなどメーカーにも個性や特徴がありますので、できれば複数メーカーを取り扱っている販売店の方が補聴器の器種選定の幅も広がり、よりご自身の希望に合った補聴器を選ぶことができますね。
補聴器は購入して終わりではありません。むしろ購入してからの方が大切とも言われています。
音質の調整も購入時だけと言う訳でなく購入後も微調整したり聴力の変化があれば音質調整も必要になったりもします。
長く補聴器をお使いいただくためにも販売店で定期的な点検やお掃除なども受けたほうがいいですね。
販売するときだけメーカーの技術者を呼んでふだんは調整や故障時の対応ができる技術者が居ないなんて販売店はやめたほうがいいでしょう。
できれば自宅から近い販売店、もしくは訪問サービスがある販売店がおすすめですね。遠いとメンテナンスに行くのも大変ですし、近くても車を乗らなくなって行動範囲が狭くなってしまうなんてこともありますから、近くまで巡回サービスに来てくれるとか訪問サービスがある販売店だと安心で便利です。
関東補聴器土浦店の訪問サービスエリアはこちら
補聴器はなにを買ったと同じようにどこで買うかもとても大事になってきます。ご自分の要望にしっかり対応してくれる、知識も技術もあり、信頼のおけるお店を見つけることがとても大事です。
関東補聴器土浦店でも最近は高齢の方だけでなく10代・20代・30代と若い人からの問い合わせも増えてきています。補聴器は高齢者が使うイメージがありますが、最近はスマホ対応の補聴器や魅せる補聴器など若者向けにデザインやカラーがおしゃれな補聴器も増えてきましたので、今回は関東補聴器土浦店で若い人におすすめの補聴器を紹介しますね。
一般的に聴力の低下は20代から除々にはじまると言われていますが、20代・30代で加齢による難聴で補聴器を着ける方は少ないと思います。若い方が補聴器の使用を検討する場合は耳の疾患が原因の場合が多いですね。
特に最近耳にするのは音響性外傷と言って、ヘッドフォンやライブなどで大きな音を聴いて耳を痛めたりして難聴になる方も増えていますよ。
片耳だけ聞こえづらい片耳難聴の方におすすめのクロス補聴器はこちら
土浦店に来られる若いお客様が補聴器を選ぶ時にポイントにするのが、価格や聞こえ具合はもちろんですが、そのほかに目立たない・スマートフォン対応・デザインやカラーなどが多いですね。
補聴器選びのポイントごとにおすすめの補聴器を紹介します。
耳穴型の補聴器であれば、CICタイプのシーメンス・シグニアのインシオプライマックスCICシリーズをおすすめします。
CICタイプですが、スマートフォンアプリのタッチコントロールアプリが使えますので、ボリューム操作やプログラムの切り替えなどがアプリでできます。また、シェルカラーも8色から選ぶことができますよ。
耳掛形の補聴器であれば、RICタイプ(レシーバ分離型補聴器)のシーメンス・シグニアのピュアプライマックスシリーズをおすすめします。
小さいRICタイプですので耳たぶの後ろにすっぽりと隠れてしまいます。
また万が一聴力の変動があった場合もレシーバだけの交換も可能。スマホアプリやイージーテックブーストなどの豊富なリモコンにも対応しています。本体はIP67防水・防塵に対応しており豊富なカラーバリエーションがありますよ。
【大人気】ランニングコストが格安な充電式補聴器についての記事はこちら
iPhone使用者ならGNリサウンドのリンクススクエアシリーズが一番おすすめです。
アップル社と技術協力して開発されたスマート補聴器ですので、IPhoneだけでなくiPodやiPadなどのiOS端末と中継器なしで直接ワイヤレス接続が出来るのが特徴です。
iPhoneでの通話や音楽をストリーミングしたり、アプリを使って補聴器の操作をしたりすることができます。
そのほかにもユナイトと呼ばれるワイヤレスアクセサリーが豊富に揃えてありますので、用途に合わせて選んで接続できます。
高度・重度難聴者向けには高出力タイプのエンツォシリーズもあります。
聞こえるだけじゃなくデザインやカラーなど見た目も大事という方におすすめなのがシーメンス・シグニアのCOOL(クール)シリーズがおすすめです。
日本人のアイデアが生んだおしゃれで新しい形の補聴器です。
耳への装着もワンタッチででき、耳の奥まで入らないので圧迫感も少なく着け心地も快適ですよ。おしゃれ・かわいいだけではなく機能も充実していて、イージーテックブーストを使えばMP3プレーヤーやスマートフォンなどとワイヤレスで繋がりますので、ワイヤレスなイヤフォンのような使い方もできます。
シェルカラーも豊富で機能も充実している補聴器っぽくない魅せる補聴器ですね。
電池が長持ちな13電池仕様もありますよ。
一言で補聴器と言っても機能性能・形などたくさんの種類があります。補聴器選びで重要なのはご自身の聞こえに合っている事と耳型がしっかりと合っている事です。
これらを合わせるには販売店にしっかりとした知識・技術・経験がないといけません。
関東補聴器は全店に認定補聴器技能者がおりますので、お気軽にお問い合わせ、ご相談下さい。
補聴器を使っている方からピーピーと音が聞こえることはありませんか?
このピーピー音の事をハウリングと言い、補聴器の音が耳から漏れてしまうことによって起こってしまいます。
周りの人にも聞こえてしまうこの不快で耳障りなピーピー音の原因や防ぐ方法を紹介します。
補聴器から鳴るピーピー音はハウリング(共鳴)と言って、補聴器から出た音が耳から漏れてしまい、その漏れた音を補聴器が拾って増幅し音を出し、またその音が耳から漏れてを繰り返すことによりピーっと言うハウリング音になってしまいます。
ピーピーハウリングが起きる原因は耳栓・補聴器・耳の中など色々なところにあります。
原因はたくさんありますが、主なものをいくつか挙げてみますね。
ピーピー音を止めるには上に挙げたようなハウリングが起きる原因を一つ一つチェックして対策・解消すればハウリングを防ぐことができます。
最近のデジタル補聴器にはメーカーや補聴器のグレードによって抑制する幅は違いますが、ハウリングを抑える機能が付いています。少しぐらいのハウリングであればこの機能を作動させることによりハウリングが止まることがあります。
ハウリングストッパーやホイッスルブロックなどメーカーによって呼び名が違います。
ハウリング抑制機能で抑えても根本的な原因(音が漏れる)を解消しないとハウリングが止まらない場合があります。
特に大きい音を必要としている中度・高度難聴や重度難聴の方などは音漏れのリスクが高くなるので、既製の耳栓(ゴム栓)などでは耳にぴったり合わず隙間から音が漏れたりしてしまいます。
既製の耳栓をご自分の耳に合わせたあつらえ耳栓のイヤモールドに変えることによりぴったりと耳に納まりハウリングがしづらくなりますよ。
関東補聴器には自社ラボがあり、専門のベテラン技工士がイヤモールドの作製も行っております。
ご使用中の補聴器でハウリングで悩んでいる・しっかりとお耳に合った補聴器を作りたい、などありましたらお気軽に関東補聴器土浦店へご相談ください。
認定補聴器技能者をはじめ経験豊富なスタッフが対応させていただきます。