
シーメンス・シグニア補聴器から自分の声の違和感を解決した補聴器が新発売になりました。SigniaNx(シグニアNx)シリーズです。
補聴器を着けると自分の声が響いてしまう、自分の声ばかり大きく聞こえるなど補聴器装用時の自声の問題を解決する新機能(OVP)を搭載した最新補聴器になります。
シグニアNxはOVPだけではなくテレビやiPhoneなどとも繋がるBluetooth搭載の補聴器になりますので、テレビや電話が聞きづらかった方などにもおすすめです。シーメンス・シグニア補聴器の最新補聴器シグニアNxの特徴や価格、ラインナップをご紹介します。
補聴器の両耳装用時の違和感
補聴器は片耳より両耳での装用の方が耳への負担も少なく補聴効果も発揮しやすいのですが、両方の耳を補聴器で塞いでしまいますので、どうしても片耳装用に比べて自分の声に違和感が生じてしまいます。
自分の耳を指で片方の耳だけ塞いで話すのと両方の耳を塞いで話した時に自分の声の感じが違うのと同じですね。
この自分の声の違和感や閉塞感が補聴器の両耳装用時の欠点のひとつにもなっていました。
片耳と両耳の満足度比較
シグニアNx最大の特徴OVP機能
今回発売されたシグニアNxの最大の特徴がこの自分の声の違和感を最適に音声処理するOVP機能です。
補聴器が「自分の声」を記憶することで「相手の声」と別々に音声処理する機能です。←特許技術らしいですよ。
補聴器のフィッティング(調整)時に「あ~い~う~え~お~か~き~く~け~こ~」と発声し自分の声を録音するんですね。補聴器に自分の声を記憶させて自声だけ低減させることで自声の違和感を抑えます。記憶した声は風邪声や声痩せしても大丈夫みたいですよ。
その他のシグニアNXの機能・特徴
シグニアNxはOVP以外にもすばらしい機能がありますので、主なものを紹介しますね。
ウルトラHD
左右の補聴器が通信しあい、すばやく空間認識。「相手の声と位置」、「周囲の音」や「自分の動き」を判断し、自動で聞きやすくします。
Nxは音を拾うマイクの数が一般のマイクに比べ4倍になっています。補聴器に2つのマイクが付いていますので、合計8マイクになりますね。マイクの性能が良いと出る音も良くなりますよ。
Bluetooth搭載
シーメンス・シグニア補聴器にはピュア13BTというBluetooth搭載の補聴器がありましたので、シグニアNxは2機種目になりますね。
テレビにBluetooth送信機(ストリームラインTV)を接続すれば、テレビ音声がワイヤレスで直接補聴器で聞くことが出来ます。
シグニアNxはiPhoneとも直接繋がります。またiPadなどのiPhone以外のApple社のタブレットやスマートフォンとダイレクト通信が可能です。
補聴器を両耳に着けると左右両方の耳へ電話の声が入るので、聞きやすくなりますよ。
マイコントロールアプリ2.0をiPhoneにインストールしていただければ、補聴器の音量調節だけではなく、毎日の使用状況も見ることができます。
安心のIP67防塵・防水機能
最近の耳掛補聴器では防水機能は当たり前になってきましたが、シグニアNxは全機種IP67防塵・防水対応になっていますので、汗・水・湿気に加え、砂やホコリにも強く安心ですよ。
1年間の紛失保証付きモデルもあり
シグニアNxのプレミアムモデルの7Nxとアドバンス
モデルの5Nxには通常の2年間の製品保証のほかに、1年紛失保証がついています。
補聴器を紛失した場合、購入後1年以内であれば1回に限りますが無料で保証されますので、補聴器を紛失しないか不安の方にも安心ですよ。(本体のみになります)
※ただし、保証を受けるには警察などの公的機関へ届け出たことを証明する信憑書類が必要になります。
シグニアNxの価格とラインナップ
シグニアNxは小型RIC・13電池使用のRIC・従来耳掛型と3つの形状タイプと、性能によりプレミアムクラスの7Nx・アドバンスクラスの5Nx・スタンダードクラスの3Nxと3つのグレードがあります。
グレード | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
シグニア7Nx | ¥510,000 | ¥1,020,000 |
シグニア5Nx | ¥360,000 | ¥720,000 |
シグニア3Nx | ¥270,000 | ¥540,000 |
ストリームラインTV (テレビ送信機) |
¥30,240(税込み) |
まとめ
関東補聴器土浦店では最新機種シグニアNxの試聴が出来ます。お使いの補聴器との聞き比べや最新機能の体験などお気軽にご来店ご試聴くださいませ。