
暑くなる時期に備え防水型補聴器を検討されている方へ防水型補聴器の情報をお伝えいたします。
近年、補聴器も進化をし防水補聴器が発売されています。
故障原因の一番原因は汗や湿気
補聴器の故障原因の一番の原因は汗や湿気から故障を起こすことが最も多い事をご存知でしたか。
補聴器は汗や湿気がマイクに侵入すると断音(音が出なくなる)になったり、乾燥が不十分であったり年数が経過すると内部の腐食と錆により感度不良を引き起こし、昨日まで聞こえていたのに音が出ないなんてこともあります。
防水型補聴器は汗や湿気に強く故障リスクを軽減させてくれる補聴器です。
ではどのような補聴器なのでしょうか。
防水基準
防水性能の指標は”IPX“で表される。本来”IP”の後に続く3文字目で防塵性能の指標を表すが、ここに”X”を入れて防塵性能での指標ではないことを表し、防水性能での指標としている。
水に対する耐性レベルについては、IPX0からIPX8までの9段階が存在し、IPX0は水に対する保護がない状態を表す。0-7まではそれぞれが規格によって試験方法が規定されている。IPX8は「IPX7より厳しい試験条件」という規定があるだけで試験条件は存在しないため、IPX8は実際にはメーカーの独自規格となる。
IPX0からIPX6までは、何らかの内部浸水が発生する可能性があるが必ず浸水するという訳でもなく、逆にIPX7やIPX8であっても規格としての防水性能を示すだけで、突発不良や劣化、操作不良など事故の発生を排除するものではない。
IPX7、IPX8は「一定の水中に沈めた状態」という潜水に対する防水性能を示すだけであり、IPX5、IPX6で実施される「噴流水」のような強い短時間の水圧に対する防水性能とは異なることが想定される。このため、潜水と噴流のそれぞれに対する防水性能を表すために”IPX5/IPX7″というように2つのIPコードが並べて表示されることが多い[出典 1]。
なお内容欄に記載された形名は旧規定に記載されていたものであり、現在は削除されている。
※Wikipedia参照
いわゆる「防塵」についての保護等級である。6級以外は何らかの固形物が内部に侵入することになる。
※Wikipedia参照
防水型補聴器の特徴
水・汗・湿気による影響を軽減させてくれる
防水補聴器の特徴は外部から汗や湿気を侵入させないようにマイク部分にはマイク保護用音響膜がついています。マイク保護用音響膜はマイクの音質はそのままに水や埃を防止します。
また、電池部分には防水パッキン搭載なのでバッテリーの水分侵入を防止します。
防水・防塵対応の国際保護等級IP68を取得
汗、水、湿気はもちろん、水没しても水が入らない完全密封構造。
ソフトタッチラッカー
表面も内部もナノコートよりも撥水力のあるコーティング。錆びや水分による故障から守ります。
トルハウジング
ボディは瓶のように隙間がない密閉構造だから、水の侵入を防ぎます。
こんな方におすすめ
- 汗や湿気が原因で今までに使用していた補聴器が故障してしまった経験のある方
- 温泉旅行に行ってお風呂の中での会話に不自由を感じていた方
- 水湿気を気にしないでお使いになりたい方
- ジム等でプールを楽しみたい方
- 突然の雨で補聴器が濡れた経験があるり不安を感じた方
- 小さいお子様に砂遊びや水遊びを楽しませてあげたい方
防水・防塵の補聴器でストレスなく色々なことにチャレンジしたいと考える方には強い味方ですね。
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まとめ
防水型補聴器は用途によって今までチャレンジできなかったことにも積極的に行うことを可能にしてくれます。
今まで温泉で補聴器が使用できなかったから会話が聞こえずに控えていた方は補聴器を付けたままお友達との会話を楽しむ事が出来るようになるので、温泉旅行の計画をたてるのはどうでしょうか。
また、スポーツが趣味の方はプールでの会話も可能になりよりアクティブになるのではないでしょうか。
私たちは一人でも多くの方の聞こえの悩みに向き合って一つでも多くの問題を解決できるお手伝いができれば嬉しいです。
関東補聴器土浦店では防水補聴器の貸出も行っています。実際に使ってみて体感して頂ければと思います。
お気軽にご来店くださいね。
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