
加齢で難聴になってきた場合は両耳が同じように難聴になることが多いので両耳に補聴器使用が望ましいですね。
両耳に補聴器を付けると雑音が大きくなると思いますが片耳使用の時より音が分散されますので音量を下げても聞こえるようになります。音量が下がるから本来であればかえって雑音は感じにくくなります。
加齢性の難聴は老人性難聴
加齢と共に難聴になるのは老人性難聴といわれています。年齢と共に難聴になることは老眼になるのと同様で老化現象のひとつです。
かなり個人差はありますが加齢と共に進行していきますね。
老人性難聴の大きな特徴
両耳とも同じように聞こえなくなってくる
高音域から徐々に難聴になる
言葉の聞き取り能力(語音弁別能)も低下する
両耳とも同じように聞こえなくなってくる
両耳とも同じように難聴になってきますので両耳に補聴器を使用することが理想的です。
耳は2つで1人前ですから片耳では半人前ということになってしまいますね…。
高音域から徐々に難聴になる
高音から聴力が低下してきますのでピッピッという電子音(体温計の音や電子レンジの音)などが聞こえにくくなってきます。聞こえのバランスが崩れてきますので補聴器にも細かな調整や設定が必要です。
言葉の聞き取り能力(語音弁別能)も低下する
右耳で聞こえた音声は左脳に、左耳の音声は右脳に伝達され脳全体で音声処理しますので両耳に補聴器を使用したほうがバランスよく聞こえてきて言葉の明瞭感も増しますね。
補聴器の片耳使用と両耳使用では調整が違ってきます

片耳で両耳分聞こうと思ってどうしても音量が上がってしまいます。そうすると騒音も大きくなってしまいます。
また、最新のデジタル補聴器は両耳の補聴器が電波で通信し合って自動で音量を制御したり、雑音抑制をかけてくれたり全自動で聞こえやすい環境に調整してくれる補聴器もあります。
モノラル(1個のスピーカー)音声よりステレオ(2個のスピーカー)音声がいい
テレビも両方のスピーカーから音が出ますし、音楽鑑賞機器も左右で音が出ますから両耳で補聴器を使用することも当然です。
片耳だけ補聴器を使用するケース
しかし、片耳はほぼ正常とか片耳は全く使用できない耳の状態などの方は片耳装用をオススメしますね。
両耳が難聴なら両耳に補聴器を使用することを積極的に検討しましょうね。
加齢と共に難聴になる老人性難聴では両耳同じように難聴になってきますので補聴器も両耳に使用したいものです。
両耳に補聴器を使用した場合のメリットをお伝えしましたが関東補聴器 土浦店では補聴器の両耳試聴体験も随時実施しています。
ご自身の耳でぜひ補聴器両耳使用の聞こえ方を体験してください。
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