
北浦町で補聴器使用中の高齢者の方の悩みを相談されました。
補聴器をつけている高齢者の家族(母親・父親・祖母・祖父等)に話しかけるとき、補聴器で十分大きくなっていますので、大声で話すと大きくなりすぎてガンガン音割れをしてかえってわかりづらくなってしまいます。補聴器専門の資格や技能が豊富な専門店に話し方を相談してみてください。
老人性難聴の特徴
加齢により両耳同じように難聴になる
高音域から聞こえづらくなる
音だけでなく言葉の聞き取りが悪くなる
言葉の聞き取りが悪くなるのは知られていない
聴力の状態が悪くなればなるほど、聴力だけではなく言葉の解析能力(語音弁別能)も悪くなりますから、聞こえていても言葉として判別しにくくなってきます。
言葉の聞き取り能力は個人差がある
聴力はさほど悪くなくても言葉の解析能力(語音弁別能)が悪い方もいますし、聴力はかなり悪いのですが言葉の解析能力(語音弁別能)はいい方もいます。
補聴器は問題なくしっかり出来ていても、音を聞くということと、言葉を理解するというのは同一ではないのです。
理解して欲しい補聴器の力

その音を耳の神経が脳に伝え、脳で理解していくわけですので、補聴器でできる事も限界があるということです。
補聴器での解消方法
補聴器で音量自体は十分に大きくなっていますので大声で話しかける必要はありませんね。
また、普通の会話と同じスピードよりも話すスピードを落としてもらうことも重要です。
顔をみて、口元を見せて、普通の声で、ゆっくり話をする、とわかりやすくなりますよ。
補聴器を取り替えても劇的な変化は難しい
他の補聴器を次々買い替えても無駄使いになってしまうこともあるので、今お持ちの補聴器を補聴器専門店でしっかり見てもらい、耳の状態を測定、再調整、部品の交換や修正で間に合うのかを相談しましょう。
補聴器をつけて大きな声を出されると響いて何をいっているのかわからないとお悩みの方、会話する時のコツは・ゆっくり・はっきり・顔を見て・ですね!
関東補聴器 土浦店では最適な状態に補聴器を調整して上質なコミュニケーションが取れるようにお手伝いさせていただきます。
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