
毎日使用する補聴器の電池の値段は気になりますよね。わずかな金額でもチリも積もればなんとやらとも言いますし、バカにできませんよね。電池代の節約を考えている方には、電池の値段を気にする必要のないエコな充電式補聴器がおすすめです。年間の電池代を10分の1以下とランニングコストを抑えることも可能ですよ。
自宅で簡単に充電できてしまいますから補聴器の電池を買う必要がありません。充電式の補聴器を使えばもう「補聴器 電池 格安」なんて探す必要がなくなりますよ。
補聴器の電池代って年間いくら?
一般的に補聴器の電池代って年間にいくらぐらい掛かるでしょうか。通常、補聴器用の電池は6粒入って1パックで販売されています。
電池の販売価格や使用している補聴器にもよりますが、仮に1週間に1粒、1パック1000円で計算すると年間に約8000円掛かる計算になります。こうやって計算してみると意外にランニングコストも馬鹿になりませんよね。
充電式補聴器の年間の電気代は?
充電式補聴器の年間の電気代はいくらかと言いますと、このあと紹介するシーメンス・シグニア補聴器のセリオンで計算してみると年間約120円で済んでしまいます。
1kw16円の東京電力2016年通年平均で計算して、max5w/h×4h=20w(1日の使用量)
20w/1kw×16円×365日=116.8円
こうして比較してみると、一般の電池式の補聴器より充電式の補聴器のほうがはるかに日々のランニングコストを抑えることができますよね。
充電式補聴器のいいところと悪いところ
各メーカーから充電タイプの補聴器が発売されていますが、充電式補聴器がすべてにおいて良いかというとそうではないんですね。やはり充電式補聴器にも良し悪しがありますので挙げてみますね。
・電池代や値段を気にする必要がない
・電池をストックしておいたり買いに行かなくてもいい
・細かくて面倒な電池交換をしなくてよい
・ランニングコストが少ない
・使用済みの電池の処分に困らない
・充電するのを忘れると使えない(急速30分充電で7時間使用可能)
・旅行などには充電器を持っていかないといけない
充電式補聴器セリオン
シーメンス・シグニア補聴器の充電式補聴器セリオンは2017年1月に日本国内で発売となり、8月にセリオン2・セリオン3とラインナップが追加発売されました。セリオンはプライマックスシリーズの充電式タイプとして出ていますので、音質や機能は「日本語を聞き取りやすく」開発されたプライマックスシリーズと同じになります。
セリオンの価格一覧表
グレード | 片耳価格 |
---|---|
7クラス | ¥510,000 |
5クラス | ¥360,000 |
3クラス | ¥270,000 |
2クラス | ¥200,000 |
充電器 | ¥43,200(税込み) |
セリオンのおすすめポイントは
自動電源オンオフ
セリオンは充電器に乗せると自動で電源が切れて、充電器から外すと自動で電源が入る仕様になっていますので、スイッチを入れたり切ったりする必要がないので簡単です。
安心の日本製パワーパック
セリオンで使用しているリチウムイオン充電池は信頼性の高い日本製のパワーパックを使用しています。
身体につけて使う補聴器ですからバッテリーの信頼性は重要ですよね。
濡れても安心防水防塵機能
セリオンは汗・水・湿気に加えて砂やホコリにも強いIP68防水防塵機能を備えています。※完全防水ではありません。
豊富なラインナップ
セリオンはプレミアムクラスの7からベーシッククラスの2まで性能により4種類のラインナップを揃えています。使用目的やご予算に合わせて選ぶことができますよ。
非接触型のワイヤレス充電
セリオンの充電器は置くだけで充電できる非接触型のワイヤレス充電になっていますから、端子同士を接続させる必要がなく簡単です。充電状態もLEDランプで確認できますよ。
スピード充電
セリオンの充電時間は4時間の充電で26時間使用することができます。万が一、充電をし忘れても30分充電すれば7時間使用できるスピード充電です。
電気代は年間たったの120円
セリオンは1年間毎日使っても電気代は約120円程度しか掛かりません。従来の電池式の補聴器に比べて電池代は10分の1以下に納まりますよ。
まとめ
ランニングコストの安い充電式補聴器はいかがでしたか。電池代をなるべく抑えたい・簡単な補聴器が欲しい方などには充電式補聴器も候補のひとつに挙げてみるのもいいかもしれませんね。
関東補聴器には充電式補聴器だけではなく、従来の電池式補聴器も豊富に取り揃えていますので、お気軽にご相談ください。皆様の補聴器選びのアドバイスをさせていただきます。