2020年8月の関東補聴器全店の夏季休業についてお知らせします。
補聴器のメンテナンスや再調整、電池の補充などの際は営業日に注意してください。
今年は新型コロナウイルス感染対策や熱中症対策など皆様、ご自愛くださいませ。
夏季休業営業日のお知らせ
関東補聴器の夏季休業における営業日のお知らせをいたします。
2020年8月11日~2020年8月15日
休業日となります。
※8月17日(月)より通常営業開始となります。
補聴器を買う時にどこで購入すればいいのか・どんなお店がいいのかわからなかったり迷っていたりする方も多いと思います。良い補聴器選びは良い販売店選びからとも言いますので、補聴器を買うときに迷っている方にアドバイスしたいと思います。
補聴器は簡単に言うと、耳の疾患や加齢により聞き取りづらくなった聞こえのサポートをする音の増幅器ですが、医薬品医療機器等法(旧薬事法)によるクラスⅡの管理医療機器になります。
補聴器は一人ひとりのきこえや耳の状態、使用環境等を基に細かく音を調整(フィッティング)する必要があります。また、オーダーメイドの補聴器やオーダー耳栓(イヤモールド)などは耳型採取も必要になりますね。
形も耳穴型・耳掛形・ポケット型・メガネ骨導型など色々なタイプがあって、その中でも性能や搭載機能により種類がたくさんあります。
補聴器ってどこで売ってるのかわからないなんて方もいますよね。補聴器を販売しているお店は、補聴器専門店・メガネ屋さんや電気屋さん・耳鼻科での外来販売・通信販売やネット販売など色々な販売経路があります。
日本国内で販売店は7,600店以上あるといわれていますが、公益財団法人のテクノエイド協会が認定する補聴器の認定技能者が在籍しているのは約2,000店弱くらいとなります。
販売店を選ぶときに何を重視するかは人によって違いますよね。価格の安いお店・技術のしっかりしているお店・購入後のアフターメンテナンスのしっかりしているお店・自宅から距離が近いお店などいろいろあると思います。
たくさんある販売店の中から補聴器販売店を選ぶときにどんなところを見たほうがいいのかいくつか挙げてみますね。
補聴器の販売には補聴器や聴覚の知識はもちろんですが、聞こえの測定・器種選定・音の調整・耳型採取など技術や経験が必要になるものがたくさんあります。認定補聴器技能者のいる販売店はそういった人材教育にしっかりと時間とお金をかけていると言えますね。
また、障害者総合支援法に基づく補装具の販売並びに修理を行う事業者の基準として、全国補聴器専門店認定協会認定補聴器専門店認定店もしくはテクノエイド協会認定補聴器技能者を配置していることが望ましいとなっています。
聞こえを測定するのに必要な防音室・オージオメーター、フィッティングに必要なパソコンなどの機材、補聴器の効果測定に必要なスピーカー、メンテナンスに必要な真空乾燥機や超音波洗浄器など補聴器販売店としての設備が整っているかも重要ですね。
補聴器はメーカーによって音質が違ったりと特徴があるんですよ。超小型の補聴器があるメーカー・ワイヤレス補聴器に強いメーカー・オーダーメイド補聴器のラインナップが充実しているメーカーなどメーカーにも個性や特徴がありますので、できれば複数メーカーを取り扱っている販売店の方が補聴器の器種選定の幅も広がり、よりご自身の希望に合った補聴器を選ぶことができますね。
補聴器は購入して終わりではありません。むしろ購入してからの方が大切とも言われています。
音質の調整も購入時だけと言う訳でなく購入後も微調整したり聴力の変化があれば音質調整も必要になったりもします。
長く補聴器をお使いいただくためにも販売店で定期的な点検やお掃除なども受けたほうがいいですね。
販売するときだけメーカーの技術者を呼んでふだんは調整や故障時の対応ができる技術者が居ないなんて販売店はやめたほうがいいでしょう。
できれば自宅から近い販売店、もしくは訪問サービスがある販売店がおすすめですね。遠いとメンテナンスに行くのも大変ですし、近くても車を乗らなくなって行動範囲が狭くなってしまうなんてこともありますから、近くまで巡回サービスに来てくれるとか訪問サービスがある販売店だと安心で便利です。
関東補聴器土浦店の訪問サービスエリアはこちら
補聴器はなにを買ったと同じようにどこで買うかもとても大事になってきます。ご自分の要望にしっかり対応してくれる、知識も技術もあり、信頼のおけるお店を見つけることがとても大事です。
片耳難聴で補聴器の購入を検討している方でどんな補聴器が合うのかわからない方も多いと思います。
片耳難聴や左右で聴力差のある方は聞こえの測定も難しく、高度な測定技術が必要となりますので補聴器を購入するときには注意が必要です。
失敗しない補聴器選びをするための注意点などを説明していきます。
片耳難聴は左右どちらか片側の耳だけ難聴になることをいい、一側性難聴ともいいます。
片側の耳が聞こえないので左右での聞こえのバランスが悪くなり音の方向感がつかみにくくなったり、聞こえる範囲も狭くなってしまいます。
複数での会話や大勢での会話などは聞こえない側の人の声は聞き取りづらくなります。
加齢による難聴などは両側耳とも悪くなる場合が多いので、加齢以外の原因で難聴になる場合が多く若い人にもみられる難聴です。
片方の耳が聞こえるから日常生活でそんなに不自由じゃないでしょうなんて思われる方もいるかもしれませんが、片耳難聴ならではの不自由さがありますのであげてみますね。
片耳難聴や左右で聴力差がある場合は聞こえの測定(聴力検査)も難しくなります。
通常、聞こえの測定は防音室でヘッドフォンをし、ピッピッピとかプップップとか音を出してどれくらい小さい音が聞こえるのか検査します。
左右別々に測るのですが、これが片耳難聴や左右で聴力差があると悪いほうの耳を測っているのに良い方の耳で聞き取ってしまうことがあるんですね。この現象をシャドウヒヤリングとかクロスヒヤリングと言うのですが、この場合悪い方の耳の測定が正確に測れなくなってしまいます。
正確に測るには良い方の耳にザーっと言う雑音を流しながら(マスキングと言う)悪い方の耳を測るのですが、周波数帯域や聴力によりどれくらいの雑音のレベルを負荷すればいいかなど高度な測定技術が必要になります。
この聞こえの測定が間違ってしまうと補聴器の選択や音の調整が違ってきてしまいますので、できれば耳鼻科医や認定補聴器技能者など資格保有者のいる補聴器専門店で測定してもらうのがいいでしょうね。
左耳の測定が右耳で聞き取っている可能性が高く正しく測れていないかもしれません。
片耳難聴で聞こえない側の耳が一般の補聴器では十分な補聴効果が得られない方にはクロス補聴器というものがあります。クロス補聴器とは聞こえない側の音をマイクで集め、良い方の耳に転送して聞くシステムです。
音を拾うマイクが付いた送信機と受ける側の補聴器が必要になりますので、両方の耳に装用することになります。
両耳で音を聞くのではなくて、聞こえる側の耳で左右両側の音を聞く方法になりますね。
車の中で運転席や助手席の声が聞きづらい(左ハンドルの車にして解決するなんてのもあるかもしれませんが・・・)・会議などで聞こえない側の人の声を聞く場合などに便利かもしれませんね。
このような聴力の場合は左耳に一般的な補聴器を付けても十分な補聴効果が得られない場合もありますので、クロス補聴器を試してみるといいかもしれませんね。
クロス補聴器は複数のメーカーから発売されています。
昔は有線で音の伝送を行っていましたが、最近のクロス補聴器はワイヤレスのタイプが主流になっています。
クロスPureはプライマックスシリーズの補聴器(CIC、CIC312除く)が対応しています。
フォナッククロスはオーデオBシリーズ、ベンチャーシリーズ(V30から対応)、クエストシリーズ(Q50から対応)用と豊富な種類があります。
耳あな型モデルの送信機もありますよ。
片耳難聴で補聴器の購入を検討している方はお気軽に関東補聴器にご相談ください。
関東補聴器は補聴器専門店として30年以上の経験と実績があり、全店に認定補聴器技能者が在籍しております。
少しでも皆さまの聴こえの悩みが解決できるよう全力でサポートさせていただきます。
難聴だと思う、もしくはそう診断されたが補聴器はいつから使ったらいいのかという答えは、すぐに使ったほうが良いです。
なるべく早めに補聴器専門店に相談してください。
難聴は放っておいても改善することはありません。
難聴が進行し、難聴度が重度になってからでは補聴器の効果も少なくなってしまいます。
加齢と共に聴力も悪くなってくるのは当然ですよね。
もちろん個人差がありますが統計的には30~40歳代から聴力低下が起こり50歳代では生活に影響が出てくる方もいます。
しかしながら、誰でも加齢や老化を素直になかなか受け入れられないものです。
特に加齢による難聴は「認めたくない」という傾向は強いようですね。
聞こえづらいことがあるのは自覚がある。
会議や複数の会話だとすっきり聞き取れない
話している最中に何度か「えっ」聞き返す
聞き返すのが悪いので適当に返事をしてしまう
今はなんとかなっているが将来のきこえが心配
上記のようなことで聞こえづらいと自覚はあるものの「難聴」は、特に認めたくない方が多いようです。
難聴はイメージ的に自分の中で受け入れたくないと思っている方が多数です。
難聴は老人やお年寄りのイメージがある
難聴は「障害」のイメージがある
難聴は老眼などよりもっと重たいイメージがある
難聴の正しい知識や情報がないので不安
このようなことが皆さんの思っていることではありませんか?
目が悪くなってきたらメガネをしますよね。
老眼であってもメガネをすれば、かなり不便は解消されます。もちろん若い頃や正常な人と同じになるわけではありませんが、不便や不自由を解決する方法のひとつですよね。
聴力低下で不便があれば補聴器で解消してください。
難聴や聞こえで不便を感じるということは、聴力が低下しているということです。
治療で改善しない場合は、補聴器を使用することをおすすめします。
特に平均聴力が40dbより難聴の方は補聴器を使用してください。もちろん、そこまでの難聴でなくとも不便や不具合が出ている方は使用をおすすめします。
補聴器をつけることで周囲の目が気になるという方がいますが、下記の表を見てください。
この表は補聴器工業会が補聴器市場を調査した調査報告です。
補聴器使用者の91%は補聴器使用をからかわれたりしたことはないと報告しています。
むしろ補聴器を使用していないことをからかわれることはあるようです。
早期に補聴器使用をすすめる理由はココにあるのです。
軽い難聴では、補聴器の必要度も低いようですが難聴度が高くなれば不自由を感じる頻度も多くなりますから必然的に補聴器を必要とする方が増えます。
難聴度が高い6のグループでは52%が補聴器が必要と感じています。
補聴器を使用している84%の方が補聴器を使用することで生活の質が改善したと感じています。
軽い難聴でも生活に不便や不自由を感じているならば補聴器を積極的に使用してみてはいかがでしょうか。
実際に84%の方が実感していることですね。
難聴だと感じたり、医療機関で難聴と診断された方はいつから補聴器を使用したらよいのか悩む方も多いようですが、なるべく早めに補聴器の使用を開始してください。
補聴器の使用を決めるのは「医師」でもなく「補聴器店」でもなくあなた自身です。
難聴を放置していても不便や不自由が改善することはなく、むしろ日々増えていくでしょう。
補聴器使用者の84%が生活の質が改善したと報告しています。
補聴器専門店でしっかりと相談し、補聴器専門家と一緒に補聴器選びをしていきましょう。
関東補聴器 土浦店には認定補聴器技能者と共に補聴器専門スタッフが常駐していますので気軽にご相談くださいね。