補聴器の種類
メリットとデメリット
気になる価格
一番大事なこと
まとめ
シーメンス・シグニア補聴器から5月26日にテレビ通信タイプの補聴器Pure13BTが発売されました。
シーメンス・シグニア補聴器には今までにもリモコンを介してのテレビ通信タイプはありましたが、今回新発売となったPure13BTはリモコンなどの中継器が要らないタイプになります。
『テレビが聞きづらかった』・『家族と同じボリュームでテレビを観たい』という方におすすめの最新補聴器ピュア13BTをご紹介します。
ピュア13BTの売りのひとつがテレビと繋がるところです。
上でも書きましたが、今までにもテレビと繋がる補聴器はありましたが、テレビと補聴器の間にリモコンなどの中継器を経由しないといけませんでした。今回発売されたピュア13BTはテレビにブルートゥース送信機(ストリームラインTV)を取り付ければ直接補聴器にテレビの音がワイヤレスで届きます。
いままでの接続イメージ
ピュア13BTの接続イメージ
ピュア13BTはiPhoneとも直接繋がります。またiPhone以外のApple社のスマートフォンとダイレクト通信が可能です。
補聴器を両耳に着けると左右両方の耳へ電話の声が入るので、聞きやすくなりますよ。
その他のピュア13BTの特徴をご紹介しますね。
レシーバ分離型の小型耳掛形補聴器ですので、小さくて目立ちません。
聴力が低下した場合でもレシーバの交換で幅広い聴力に対応できますので安心ですね。
一般にテレビなどとダイレクト通信を行うと補聴器の電池の消耗が激しくなります。ピュア13BTは他のメーカーのテレビダイレクト通信タイプの補聴器に比べ電池寿命が長くなります。
ピュア13BT専用のアプリの『マイコントロールアプリ』をiPhoneにインストールしていただければ、補聴器の音量調整や補聴器とアプリが連携して毎日の使用状況も見ることができます。
RICタイプは耳の後ろに掛かりますので、汗や急な雨などの影響を受けやすくなります。ピュア13BTは汗・水・湿気に加え、砂やホコリにも強いIP67防塵・防水対応なので安心ですよ。
ピュア13BTは性能によりグレードによりプレミアムクラスの7・アドバンスクラスの5・スタンダードクラスの3と3つのグレードがあります。
グレード | 片耳価格 |
---|---|
プレミアム7 | ¥500,000 |
アドバンス5 | ¥350,000 |
スタンダード3 | ¥260,000 |
ストリームラインTV (テレビ送信機) |
¥30,240(税込み) |
ピュア13BTのプレミアムとアドバンスには通常の2年間の製品保証のほかに、1年紛失保証がついています。
補聴器を紛失した場合、購入後1年以内であれば1回に限りますが無料で保証されますので、補聴器を紛失しないか不安の方にも安心ですよ。(本体のみになります)
※ただし、保証を受けるには警察などの公的機関へ届け出たことを証明する信憑書類が必要になります。
ご家族にテレビの音が大きいと言われる、今の補聴器だとテレビが聞きづらいなどありましたら、ぜひ新発売のピュア13BTをお試しください。
補聴器は精密な医療機器になりますので、使いっぱなしではなく定期的なメンテナンスや点検をうけることが大切です。
補聴器の故障を未然に防いだり、長持ちさせるためにも補聴器販売店で定期的にメンテナンスや点検を受けましょう。
補聴器は直接肌に触れて使いますので、故障の原因は汗や皮脂、湿気などの水分や油分によるものが多いですね。汗や湿気が補聴器内に浸入すると金属部品のサビや腐食の原因になります。
耳穴型補聴器などは耳垢が補聴器内部に入ってレシーバに付着すると感度を低下させたりと耳垢による故障も起こることがありますね。
補聴器を長持ちさせるには日頃のお手入れがとても大切です。
補聴器を使用したあとは汗や皮脂、汚れが付着していたりします。使用後は乾いた布などで補聴器を拭いてください。
耳穴型補聴器は補聴器自体が耳の中に入りますので、耳垢が音口(音の出口)の耳垢ガードのフィルターに付いたり詰まったりします。
お掃除用のブラシがありますので、音口を下にしてフィルター部分をブラシでお掃除してください。
補聴器は湿気や水分が大敵です。使い終わったら補聴器から電池を外して乾燥ケースに入れて保管しましょう。
乾燥ケースには湿気を吸収する乾燥剤が入っています。乾燥剤も湿気を吸っていくとだんだん効果が薄れていきますので、交換時期のサインが出たら新しい乾燥剤と交換しましょう。
また、補聴器で使う空気電池は乾燥に弱いので、補聴器を乾燥ケースにしまうときは電池を外し乾燥ケースに入れないほうが電池も長持ちしますよ。
乾燥剤の交換も必要なく、補聴器の除菌もできる電気式乾燥器も大変好評ですよ。
除菌ができる電気式乾燥器についてはこちら
補聴器の販売店では補聴器の音を聞いたり状態をみて異常がないか、故障の症状はないかなどをチェックします。
また、消耗部品の交換や補聴器のお掃除も専用の器具を使ってしっかりとメンテナンスしますので、故障などの症状が無くても定期的に販売店でメンテナンスを受けたほうがいいですね。
故障かなと思うようなことも意外と販売店でメンテナンスを受けたら調子よくなったなんてことも多いですよ。
補聴器の音を聞いて音のひずみや感度の低下がないか、故障につながる異常が無いかなどを細かくチェックします。
特に補聴器の感度の低下などはご自分では気がつかないことも多いです。
耳掛形補聴器のチューブは劣化すると硬くなったり外れやすくなったり、音漏れの原因となることがあります。
チューブは定期的に交換が必要になりますね。
耳穴型補聴器の耳垢ガードフィルターは日頃ブラシでお掃除をしていても細かいごみや耳垢が詰まってきたりします。
耳垢が詰まると音が出なくなったり、弱くなったり故障の原因や聞こえ方に影響してきます。
こちらも消耗部品になりますので、定期的に交換したほうがいいですね。
補聴器販売店では真空乾燥機など専用の器具を使って補聴器のお掃除・メンテナンスをします。
故障の予防にもなりますので定期的に受けましょう。
補聴器を使っていると聴力の変化などで補聴器の音が合わなくなったり聞こえづらくなったりする場合もありますよね。
そんなときは再度聴力を測定し補聴器の音を調整して合わせてもらえますよ。
補聴器は買って終わりではなく、購入後が重要と言われますので、日頃のお手入れと販売店でしっかりとアフターメンテナンスを受けてくださいね。
それも補聴器を長くお使い頂くコツのひとつになります。
関東補聴器は全店に認定補聴器技能者が在籍しており、補聴器の専門店として30年以上の経験と技術で皆様の快適な補聴器ライフのお手伝いをさせていただきます。
補聴器購入時の注意点ってご存知ですか?注意点は何点かありますのでよく覚えてくださいね。
補聴器は、あるものを耳につければ良いというものではありません。
しっかり、自分に「合っている」のもでなくてはなりませんので注意するポイントがあるんです。
その注意するポイントを詳しく、わかりやすく解説していきますね。
補聴器は難聴度に合わせることが基本中の基本です。
難聴といっても少しだけ聞こえずらいと感じる軽度難聴から、耳元で話さないと通じない高度難聴まで様々です。
難聴者の方の難聴の程度によって補聴器を選択しなければなりません。
わかりやすい例ですと
近視の人に遠視用のメガネをしても効果はありません。
「メガネ」という外観は同じでもまったく使い物にならないわけです。
補聴器も同様で、軽い難聴の方に重い難聴用の補聴器をつけたらうるさくてかえって耳を傷めます。
重い難聴の方に軽い難聴用の補聴器をつけてもパワー不足で聞こえません。
あなたの耳の状態や難聴度を測定して補聴器を「合わせる」ことが重要です。
注意点ポイント1の次は、耳の穴の形に合わせる必要があります。
耳の穴は各々違います。
大きな人や小さな人・上向き加減の人や下向き加減の人・まっすぐな人や曲がっている人…などなど。
耳の穴にしっかり合っていなければ耳から外れてしまったり、そもそも耳に入らなかったり、無理やり押し込んで耳を傷めてしまったりとうまくいきません。
自分の耳の穴の型を自分で見ることはできません。そのためしっかり判断できる人に耳の穴や形状を見てもらいきちんとした判断をしなければなりません。
通信販売や専門外での購入は判断ミスが起こりますのでおすすめできません。
注意点ポイント1と2をクリアーしたらポイント3です。
補聴器には様々なサイズとタイプがあります。
代表的な3つがこちら。
耳穴型補聴器
耳掛け型補聴器
箱型補聴器
これらのタイプやサイズには、全て一長一短ありますのであなたの聴力・耳の形状・生活スタイル・使用環境…などなどを細かく考慮して選択しなければいけません。
補聴器専門店は専門家の店です。上記のような様々な事柄を豊富な知識と経験、確かな技術で解決の糸口を見出してくれることでしょう。
兼業店やメガネ店などでも補聴器の取り扱いはあるようですが、専属の補聴器専門家がいるお店でなければ安心できません。
できれば、認定補聴器技能者が在籍しているお店が良いでしょう。
補聴器の価格もとても幅広く存在します。高性能なものは高額になります。しかし、予算は無限にあるわけではありませんよね?
あなたの購入予算内であなたにベストな補聴器を選択する必要があります。
補聴器専門家に購入予算などもしっかり相談した上、無理のない購入をおすすめします。
補聴器の性能や機能によって価格は違ってきます。
より高性能・高機能の補聴器は値段も高いので、あなたにとって必要な機能はどのような機能なのか補聴器専門家にしっかり確認しながら購入予算を合わせてください。
補聴器購入時の注意点について説明しました。大きく分けて5つのポイントがあります。
この5つのポイントを一人で解決することは不可能です。
補聴器専門家の力がどうしても必要になってきます。
そのため補聴器購入時の最大の注意点は
信頼のおける補聴器専門店&専門家と補聴器選びをすることです!
現在では、通信販売や兼業店など多様な購入方法がありますが皆様の補聴器選びが失敗しないよう、快適な補聴器生活が送れるように関東補聴器全店で随時、無料相談を行っています。
些細なことでもわからないことはお問い合わせくださいね。