補聴器の耳型採取について

関東補聴器 土浦店では、補聴器作成のための耳型採取を行っています。
耳穴型オーダーメイド補聴器、耳掛け型補聴器の特注耳栓(イヤモールド)、カスタムイヤホン(インイヤモニターIEM)などの作成のため、あなたの耳型を的確に採取し、「補聴器専門店」の手技技術、・テクニックでお応えします。

耳型採取はなぜ必要なのか

耳の穴は左右で向きも違えば大きさも違います。耳穴が大きい方もいれば、小さい方もいます。上向きの方や下向きの方など多様です。
そのため、あなたの耳に合わせることで、隙間もなくなり、音の出口(出音口)の向きや位置も確実になり、より上質な「きこえ」の補聴器を仕上げることができます。

補聴器の評判は耳型採取で決まる

耳型採取は、補聴器にとって最重要の項目といってもいいでしょう。
耳型が完璧ならば理想的な補聴器やイヤモールド、「きこえ」が仕上がるでしょう。
関東補聴器では、創業30年以上の「経験」「歴史」を強みに耳型採取の技術研修を毎月行っています。
耳型採取にも細かなテクニックや数々の技術が必要なんです。
「補聴器専門店」としての技術とテクニックで完璧な耳型採取を目指します。

耳型採取とはどんなことをするの

耳の穴にシリコン剤を注入して固まるのを待ちます。10分程度で固まりますので時間はかかりません。補聴器 土浦 耳型採取
歯医者さんで歯形を採るのと同様のイメージですね。

 

耳型採取の禁忌8項目

1.耳の手術などによる耳の変形や傷がないか。
2.中耳炎などで過去90日以内に生じた耳漏がないか。
3.過去90日以内に生じた突発性または進行性の聴力低下はないか。
4.過去90日以内に生じた片耳の聴力低下はないか。
5.急性または慢性のめまいはないか。
6.外耳道に湿疹・痛みまたは不快感がないか。
7.耳アカが多くないか。
8.500、1K、2KHzの聴力に20dB以上の気骨導差がないか。

一つでも該当する項目があれば耳型採取を中止し、耳鼻科医へ相談するようにしましょう。

耳型採取の方法

禁忌8項目確認後、耳の中を観察し以上がなければストッパーとなる綿球、もしくは専用ストッパースポンジを耳の穴に挿入します。
耳の奥までシリコン剤が入り過ぎないようにするためです。
ストッパーには糸がついていて安全のために糸を引っ張り深さや角度を調整し、耳の奥深くまでの挿入を防ぎます。

補聴器 土浦 耳型採取
耳の穴の入り口からゆっくりストッパーを耳の中に挿入していきます。
適切な深さにストッパーを挿入しないと的確な深さまで採型できませんので、しっかりとした技術と手技が必要になります。

補聴器 土浦 耳型採取
耳の中は光が届かず暗くよく見えませんので専用のライト付きの挿入器でストッパーを挿入します。
このストッパー挿入も挿入角度、力加減、スピード、耳穴の大きさに最適な大きさのストッパー選択などテクニックと技術が必要です。

補聴器 土浦 耳型採取
適当な位置にストッパーを挿入したら、2つのシリコン剤を混ぜ合わせます。

補聴器 土浦 耳型採取
注射器のような専用のシリコン注入器で耳の中にシリコン剤を注入していきます。
注入のスピード、角度、圧力、など繊細な手技技術とテクニックが型取りの良し悪しを決めます。
関東補聴器では一連の作業工程を毎月、技術研修会で全社員が研修しています。

補聴器 土浦 耳型採取
注入不足がないように、耳穴から耳全体をしっかり型取りしていきます。
この状態で5分程度経過しますとしっかりシリコン剤が固まります。

補聴器 土浦 耳型採取

安全に耳から取り外します。
耳たぶを引っ張りながら、まわすようにして取り外していきます。
取り外し方にもしっかりとしたテクニックが必要ですから、お任せください。

耳型採取完了後、完了した耳型を基にしてあなたに合った、世界で一つだけの「あなた専用補聴器」の作成になります。